Apache Software Foundation が 2004 年に作ったパーミッシブ型ライセンス。できることは MIT とほぼ同じ(商用利用・改変・再配布・サブライセンス全部 OK、無保証)。違うのは「条件と明文化の量」で、MIT との差分だけ押さえれば理解できる。
| 差分 | 内容 |
|---|---|
| 🛡️ 特許許諾(patent grant) | コントリビューターは、自分の貢献部分に関わる自分の特許を利用者へ自動で無償許諾する。「コードは使わせるけど特許で後から訴える」を封じる |
| ⚔️ 特許報復条項 | 利用者がそのソフトについて特許訴訟を起こした瞬間、特許許諾が自動終了する。訴訟の抑止装置 |
| 📝 変更の明示 | 改変したファイルには「変更した」と分かる表示を入れる義務 |
| 📄 NOTICE ファイル | 元プロジェクトに NOTICE があれば、再配布物にも同梱する義務 |
| 🚫 商標 | プロジェクト名やロゴの使用は許諾しないと明文化 |
MIT は特許について何も書いていない(暗黙の許諾があるかは法的にグレー)。企業視点だと、このグレーを放置できないから Apache-2.0 を選ぶ。
自分のリポに適用する
LICENSE(Apache-2.0 全文)を置く。GitHub のテンプレート選択でも可NOTICE ファイルを作る(無ければ不要)Apache-2.0 のコードを使う
選び方の目安:個人の小さなツールで手軽さ最優先なら MIT、特許が絡み得る領域(ML・インフラ・プロトコル実装)や企業・コミュニティ主導のプロジェクトなら Apache-2.0。