## 気づき
技術的な悩みは全部AIに聞くのに、人生の方向性は自分だけで唸っている──という偏りに気づいたのがこの発見の入り口だった。悩む対象を選ばず、まず選択肢を出しにいく。
止まっている理由は2つに分かれる。選べないのか、そもそも選ぶものが無いのか。前者が「迷う」で、後者が「悩む」だ。
この区別が効くのは、対処法が変わるからだ。悩んでいるときに考え込んでも、材料が無いので出口が無い。まずAIに選択肢を複数出させて「悩む」を「迷う」の側に移す。そこから先は比較の問題になる。
ただし、ここには危険信号もある。選択肢を出す道具として使っているつもりで、いつのまにか答えを出す道具として使い始めてしまう。
> [!warning]
> 変換して終わりではなく、**選ぶのは自分**という手順が要る(→ AIの答えを正解にしない)。
## 手が止まる原因は3つしかない
この変換を使う前に、そもそもなぜ手が止まっているかを診る必要がある。作業中に手が止まるとき、その原因はだいたい次の3パターンに分けられる。
1. 情報が足りない
2. 情報はあるが整理できていない
3. 感情
| 原因 | 対処 |
| --- | --- |
| 情報が足りない | 聞くか調べる |
| 整理できていない | 書き出すか誰かに話す |
| 感情 | そもそも情報や整理の話じゃないので、一回離れるか休む |
原因ごとにやることが違うから、if-thenの分岐として先に持っておけば、手が止まった瞬間に「なぜ止まっているか」を診断してから動ける。情報不足と整理不足は、選択肢を出せば「迷う」に変換できる。感情はその外側にある。
## 関連
- [[AIと働く]]
- [[思考法]]
- [[質問の宣言]] — 「気づいていない無知」を「言葉にできる問い」に変える、という同じ構造の話