## What — 「メソッド+パス」で決まる操作1つ分の受け口
エンドポイントは、API が公開している**操作1つ分の受け口**。「メソッド+パス」の組で1つと数える。
```
GET /users/42 ← 42番を見る受け口
DELETE /users/42 ← 42番を消す受け口
```
パスが同じでもメソッドが違えば別のエンドポイント。「何に対して」がパス、「何をしろ」がメソッドで、**2つ揃って初めて操作が1つに決まる**からだ。
## サーバーとの違い — 住所と建物の関係
サーバーは応える側の**機械そのもの**、エンドポイントはその機械が公開している**受け口の指定**で、1対1に対応しない。
- 1台のサーバーが何十個ものエンドポイントを持つ
- 逆に、1つのエンドポイントの裏で機械が10台動いていることもある(負荷分散)
役所でいえば、建物が `api.github.com`(サーバー)、中に並ぶ「住民票の窓口」「印鑑証明の窓口」がエンドポイント。
```mermaid
graph LR
C[クライアント]
subgraph S["サーバー(api.github.com)"]
E1["GET /users/42<br>42番を見せる窓口"]
E2["DELETE /users/42<br>42番を消す窓口"]
E3["POST /repos<br>リポジトリを作る窓口"]
end
C -->|"メソッド+パスで窓口を名指し"| E1
C -.-> E2
C -.-> E3
```
## どこで出てくるか
- **API ドキュメント** — 実質エンドポイントの一覧表。「この API に何ができるか」=受け口が何個あるか
- **実際に叩く URL** — Base URL(`https://api.github.com`)にパスを足したものが、受け口までの完全な住所になる
- **エラーの切り分け** — `404` は「そのエンドポイントが無い」。パスの打ち間違いをまず疑う
## この知識をいつ使うか — 初見の API の全体像を掴む
初見の API で何ができるか知りたければ、ドキュメントのエンドポイント一覧を眺める。REST に従う API なら「資源×メソッド」の掛け算で読めるので([[REST]])、一覧が長くても規則的に頭に入る。
落とし穴を1つ:セキュリティの文脈の「エンドポイント」は**社員の PC やスマホなど末端の端末**を指す(EDR = Endpoint Detection and Response)。API の受け口とは別物なので、相手の文脈で切り替える。
## 関連
- [[API]] — API まわりの地図。窓口という考え方もここに
- [[REST]] — 資源×メソッドでエンドポイントを読む
- [[HTTPリクエストの構造]] — メソッドとパスが何者か