## 気づき
いままで脳は疲れないとされていたが、今日では脳疲労は明確な生理現象として認識されている。疲労すると、脳はエネルギーを温存しようとする。そこで起こるのが、ネガティブな思い込みを強める「破局的思考」だ。壊すだけで、何も産まない思考ということ。
- 絶望:もう全部ダメだ
- 虚無:何も再設計しない。目的を失った状態
- 孤立:人間関係や社会を疑い、誰も信じられない
このようなネガティブな思い込みは、自分の性格の問題ではなく、脳が極限まで疲労している生理的なサインだと捉えるべきだ。これを知ることができたら、もう自分を追い込む必要はない。脳を休めればいいだけだ。
**脳疲労がおこる原因は2つ。** 情報過多と自我消耗だ。「17世紀の一生の情報=僕たちの数日」と言われる現状で、脳の許容量は常に限界を超えている。通知は典型的なドーパミン罠で、ここで失った集中を取り戻すには23分間かかるとされる。
**解消するには、十分な睡眠と主体的なコントロール。** 毎日7〜8時間の睡眠が理想で、6時間睡眠を二週間続けると徹夜を2日間したのと同じ認知機能低下が見られる。
- 不要なスマホ通知はオフにする
- 能動的にドーパミンを放出できる「ドパ活」(新規体験・情報喚起・社会的活動)が効果的
- カーテンを開ける・皿を洗うといった小さなタスクからでも、自分で計画通りに達成できた自己効力感を得られる(運動や旅行ができなくてもいい)
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- [[脳の特性はバグではなく仕様]] — 脳のリソース管理の具体策