## きっかけ
先輩に言われた一言がずっと頭に残っている。
> 「エンジニアは、要求どおりにやっていたら二流」
相手が口に出している要求のさらに向こう側、本当の理想を引き出して、それを叶える。これが要件定義だと教わった。頭では分かった気になったけど、体に入るまでには時間がかかった。
## 気づき
要件定義が形になったのは、レクチャーを受けてから調査込みで約10日後だった。長いと思ったけど、要件定義が一番時間のかかるところだと認識していなかった自分が、そもそもそれを軽くみていただけだった。
その10日でつまずいた中身は、2本のノートに分けて残した。
- [[要件定義は1回で終わらせない]] — 一撃で聞き出そうとして逆効果になった話
- [[人は自分の真のニーズを知らない]] — 要望を鵜呑みにして同じ轍を踏んだ話
話すにつれて自分たちの理想を具体化していく感覚は楽しいし、そのワクワクを引き出せれば「またこの人に頼みたい」と思われるエンジニアになれる。「要求どおりにやっていたら二流」は、正しさの話じゃなくて、この楽しさに気づけるかどうかの話だったんだと思う。
> [!success]
> 「自分で本当に欲しいものは、完全には見えていない」からこそ、いっしょにそれを探すのが要件定義だと感じた。理想を一緒に見つけて、しかもそれを叶えられるっていうのは素敵な時間だった。
## 関連
- [[仕事の基準]]
- [[要件定義は1回で終わらせない]]
- [[人は自分の真のニーズを知らない]]