# 苦しかったときの話をしようか チートシート 「場面 → 行動 → 根拠(章)」の実践早見表。各行動の詳細は該当する章ノートを参照。 ## キャリア選択・転職 | 場面 | 行動 | 根拠 | | --- | --- | --- | | やりたいことが見つからない | オプションを探す前に、自分の内側の「軸」(判断基準)を確立することを優先する | 第1章 | | 「経験がないから今考えても仕方ない」と先延ばしにしそうになった | 経験の有無に関わらず、今日からSelf Awarenessを高める習慣を始める | 第1章 | | 就職・転職先を選ぶ | 会社の看板や知名度ではなく、そこで得られる「職能(スキル)」を基準に選ぶ | 第1章・第2章 | | 会社の将来性を見極めたい | 「需要が持続するか」と「構造(参入障壁・ブランド)があるか」の2軸で診断する | 第2章 | | 資産形成を考えている | 貯金だけに頼らず、長期・分散を前提とした個別株投資に資本の一部を振り向ける | 第2章 | | キャリアのステップアップを狙う | いきなり年収を求めず、まず職能を磨ける土台で実績と信頼を積んでから次のステージへ展開する | 第2章 | | 転職を検討している | まず「何のための転職か」目的を明確にし、現状逃避の「受動的な転職」を避ける | 第4章(転職と職能戦略編) | | 職能を増やしたい | メインウエポンを極めた上で、相乗効果(シナジー)のあるサブウエポンを組み合わせる | 第4章(転職と職能戦略編) | ## 自己分析・強みを知る | 場面 | 行動 | 根拠 | | --- | --- | --- | | 自分の強みがわからない | 好きだったことを最低50〜100個ポストイットに書き出し、動詞で括ってT・C・Lに仕分ける | 第3章(前半) | | 職能を選ぶ場面で専門性と興味のどちらを優先すべきか迷う | T型なら専門性そのものより「知的好奇心が刺激される領域か」を優先する(興味が継続力を左右する) | 第3章(前半) | | 目的・志望動機が定まらない | 具体的な職業から考えず、「どんな状態ならハッピーか」を先に想像し、そこから逆算する | 第3章(前半) | | 自分の弱点・強みをどう評価すべきか迷う | 絶対評価で優劣を決めず、「その特徴が活きる/裏目に出る文脈」を探す | 第1章 | | 自分の特徴(ナスビかキュウリか)に気づいた | それを否定せず、その特徴が活きる環境(土壌)へ自ら移り、努力を積み重ねる | 第3章(後半) | ## 面接・プレゼン・自己PR | 場面 | 行動 | 根拠 | | --- | --- | --- | | 面接対策をする | 話し方(HOW)を磨く前に、伝えるべき中身(WHAT)を固める。中身が9割の価値を決める | 第4章(冒頭) | | 誰かに何かを伝える | 「誰に(WHO)→何を(WHAT)→どう(HOW)」の順で考える。WHATを飛ばして話し方から考えない | 第4章(冒頭) | | 面接前に緊張している | 緊張は「変化を危険とみなす脳の本能(ホメオスタシス)」だと理解し、消そうとせず受け入れる | 第4章(冒頭) | | 想定問答を準備する | 丸暗記して「上手く話そう」と意識しすぎない。本番のズレでパニックになる原因になる | 第4章(冒頭) | | 面接・プレゼンに臨む前 | 自分の「My Brand設計図」を三角形で書き出し、WHO/WHAT(RTB込み)/HOW/ブランドキャラクターを明確にする | 第4章(My Brand設計図編) | | 便益(自分の強み)を語る | 必ずRTB(信じるに足る根拠:資格・実績・エビデンス)とセットで示す | 第4章(My Brand設計図編) | | 自己PRで誇張したい気持ちが出た | スピン(誇張した見せ方)は使ってよいが、自分の本質と一致しない嘘は設計しない | 第4章(My Brand設計図編) | ## 逆境・挫折・劣等感 | 場面 | 行動 | 根拠 | | --- | --- | --- | | 自己評価が下がり、自分の存在価値を疑ってしまう | 「きっと何とかなる」と自分に言い聞かせ、乗り越えた経験の蓄積を信じて乗り切る | 第5章(劣等感と無価値感編) | | 自分が信じていないものを人に信じさせようとしている | それが最も苦しい状態だと自覚し、自分の言葉と信念を一致させる(Congruent) | 第5章(劣等感と無価値感編) | | プロの環境で人格否定的な扱いを受けた | 最初から友情や親切を期待せず、結果と実力でリスペクトを勝ち取ることを目指す | 第5章(負けのマインド編) | | 逆境で自分の弱み(言語・文化の違いなど)に苦しんでいる | 弱みの克服よりも、自分固有の強みに資源を集中投下する | 第5章(負けのマインド編) | | 大きな環境変化に飛び込む勇気が出ない | 100の自分に120〜130の負荷をかける挑戦を意識的に選び、Comfort Zoneの外に出る | 第5章(パースペクティブ) | | キャリアの先行きが不安でつらい | 不安は挑戦している証拠、知性が働いている証拠だと読み替える | 第6章「不安」 | | クビや大失敗を過度に恐れている | 会社を追われても命は取られないと思い出し、「挑戦しない人生」こそ最悪の失敗だと捉え直す | 第6章「不安」 | | 弱点を指摘された | まず「自分の強みと相反する弱点か」を確認し、相反しない弱点は無理に克服せず得意な仲間の力を借りる | 第6章「弱点」 | ## 部下育成・自己変革 | 場面 | 行動 | 根拠 | | --- | --- | --- | | チームを作る | 自分と似たタイプでなく、あえて凹凸の違う多様な人材を集める | 第6章「弱点」 | | リーダーとして弱みを見せることに抵抗がある | 弱みを隠さず晒し、周囲の力を借りる勇気を持つ | 第6章「弱点」 | | 自分の行動・習慣を変えたい | 意識の変化と行動の変化にはタイムラグがあると覚悟し、すぐ変われなくても継続する | 第6章「行動を変えたいときのコツ」 | | 部下や子供の変化を急かしたくなる | 5分の1程度の小さな成功でも見つけて言葉で認め、褒める | 第6章「行動を変えたいときのコツ」/「未来の君へ」 | | 挑戦する部下・子供に接する | 「しんどくなったら休んで、また立ち上がればいい」という余白を明示的に与える | 第6章「未来の君へ」 | | 好きなことが見つからず努力できないと悩んでいる | 努力できないのは根性の問題ではなく「まだ好きなことを見つけていないだけ」だと捉え直す | おわりに |